夫婦間の話し合いによる合意で成立する離婚を協議離婚といいます。
協議離婚は、夫婦双方が離婚に納得することで離婚に至ります。そのため、法的な離婚原因なく離婚することができます。
また、裁判所での手続きも特に必要とされておらず、離婚届の提出により、手続きが終了し、離婚が成立します。
離婚届には、以下の事項を記載する必要があります。
■離婚後親権者になる者及び親権に服する子の氏名
■届け出に必要な成年2人の証人の生年月日・住所・本籍の記載と署名押印
■夫婦双方の署名押印
尚、協議離婚の際の決定事項を相手方に確実に守らせるため、協議における決定事項を書面にし、公正証書にしておくことをお勧めします。公正証書にしておけば、相手が約束を守らなかった場合に強制執行を行うことが出来ます。
弁護士 大谷部 雅英(新埼玉法律事務所)は、埼玉県、東京都を中心に、離婚、相続、損害賠償の法律問題の解決にあたっています。
お客様の納得のいく解決を目指し、真摯に対応いたします。
お困りの方は、ぜひ当事務所までご相談ください。
協議離婚
弁護士 大谷部 雅典(新埼玉法律事務所)が提供する基礎知識
-
15歳以上の子どもがいる場合の親権変更の注意点とは?
未成年の子どもがいる夫婦が離婚をする場合には、夫婦の一方を子どもの親権者と定めなければなりません。 ...
-
相続の承認または放棄をおこなう
相続人は、相続開始から3ヶ月以内に、相続財産について、単純承認・限定承認・相続放棄のいずれの方法をとる...
-
調停離婚
協議離婚による離婚が成立しなかった場合、家庭裁判所へ離婚の調停をします。この調停により成立する離婚を調...
-
子供の養育費
離婚後に親権者となった者は、子供を世話し、教育していかなければなりません。このような子供の養育には、養...
-
再婚した場合連れ子の相続権はどうなる?
再婚した場合、連れ子の相続権はどうなるのでしょうか。 民法上、被相続人の血族とその配偶者が相続権を有...
-
不平等な遺言を無効にしたい場合
遺言書に不平等があり納得がいかない場合、その遺言書を無効にするための方法についてご紹介します。 まず...
-
婚姻費用分担請求
別居中の生活費や養育費など、婚姻生活を維持するために必要な費用を婚姻費用と言います。 婚姻費用には以...
-
債務不履行
債務不履行には、①履行遅滞②履行不能③不完全履行の3種類があると言われています。 ①履行遅滞とは、債...
-
どこから不貞行為と認められる?
■不貞行為とは 不貞行為とは、どのような行為のことを意味しているのでしょうか。世間では、浮気や不倫、不...